2016年4月29日
虚無僧研究会の総会に出席してきました。
今年の講演は長谷川佳澄女史による「近江国における虚無僧取り締まり」。
琵琶湖周辺における京都明暗寺と浜松普大寺の縄張り争いについて
古文書から読み解ける実態を解説していただきました。
いろいろと謎の多い虚無僧という存在ですが、村とのやりとりの文章から
リアルな人物像が浮かび上がってくるようでとても興味深い内容でした。
別室では浜松普大寺に関する資料展が催されました。
同寺に関する古文書や現在の跡地の様子など豊富な資料が展示され
会員の皆さんが熱心に見入っていました。