2015年11月9日
ねぶた笛各種が完成しましたのでご紹介させていただきます。
まずは弘前用、塗り笛の金巻きは人気モデルです。
続いて青森用、落ち着いた雰囲気の拭き漆・籐巻きのデザインを好まれる方も多くいらっしゃいます。
こちらも青森用ですがやや音程高めのモデル。
近年だんだんと音程が高めの笛を使用する団体が増えてきたのでそれに合わせたものです。
(弘前も青森も、時代の流れと共にだんだん笛の音程が高くなってきているようです。オーケストラの基準ピッチについても同様の話がありますが、何でも周りより僅かに高いピッチはその楽器を目立たせたり、華やかに感じさせる効果があるとのこと。ねぶたも、団体ごとに競い合っているうちに、どんどんと笛の音程が上がってきてしまったのではないかと憶測していますが、真実はどうなのでしょう。)
音程の目安ですが、一番下の指孔を開けた音(唄用篠笛でのドの音)がBに近いものを標準モデル、BとCのちょうど中間ぐらいのものを音程高めモデルとしています。
(チューナーやスマホのチューナーアプリでご確認いただけます。)
藍空(らんくう)銘のねぶた笛は全て弘前の竹心房様でお取り扱いいただいておりますので、その鳴りの良さと仕上げの美しさをぜひ手にとってお試しいただければ幸いです。
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