つちのこ練習日

2013年11月30日(土)

今日は尺八&ピアノユニット「つちのこ」の練習日でした。

録音をアップさせていただきます。

 
「蘇州夜曲」(李香蘭)
もともとは戦前に発表された古い曲ですが
さまざまなアーティストにカバーされいまやスタンダード曲。
尺八にもピッタリで大好きな曲の一つです。

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未國ミュージカルin三郷

2013年11月28日(木)

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「いのちてんでんこ」の学校公演を
三郷市文化会館で行ってきました。

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今回は新しいメンバーも加わって新鮮な舞台となりました。

今回の舞台ではありませんがこんな1シーンがあります。

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公演後に記念撮影。
みんなとても仲良しなので舞台裏も楽しいです♪

これでひとまず年内の予定は終了、
今年スタートした「いのちてんでんこ」ですが
来年はさらなる飛躍を目指したいと思います。

 

尺八献奏大会in法身寺

2013年11月23日(土)

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年に一度の虚無僧研究会主催尺八献奏大会が
同会の本部である東京法身寺で今年も開催されました。

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全国の虚無僧寺をまとめていた青梅鈴法寺の菩提寺として
江戸時代より尺八に縁の深かった法身寺。
普化禅師像など鈴法寺関係の貴重な遺品が同寺に伝えられています。

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私が所属している明暗蒼龍会の諸先輩方と共に
「越後鈴慕」「錦風流獅子」の2曲を献奏させていただきました。

尺八を愛する全国から集まった総勢108名の皆様と共に
尺八三昧の一日を満喫してきました。

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クレアシオン

2013年11月9日(土)

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東京は浜松町、メルパルクホールでの
「いのちてんでんこ」公演に参加してきました。

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今回は日本バレエ協会関係の公演ということで
4人の振付家による作品が上演されたのですが
他の演目にはいわゆるバレエらしいバレエもあり
舞台袖からでしたが生のバレエを初めて見ることができ
貴重な体験となりました。

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「いのちてんでんこ」メンバーで記念撮影。
皆さんお疲れさまでした&どうもありがとうございました!

 

未國ミュージカル 岩手公演

2013年11月4日(月)5日(火)

未國ミュージカル「いのちてんでんこ」の
岩手公演に参加してきました。

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まずはメンバーたちの希望もあって陸前高田の
「奇跡の一本松」を訪れました。
でも震災前の眺めを実体験していない自分にとっては
いまいち「奇跡」の実感が湧かなかったというのが
正直なところでしょうか。

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それよりも見渡す限りの平野、きっとそこには
人々の生活が広がっていたであろう広大な土地と
海岸線の至る所が建設工事中という風景に
被害の甚大さを感じさせられました。

そしてまた震災から2年半以上経ちましたが
被災地の復興のスピードと被災地以外の人々(自分も含めて)
の関心が薄れていくスピードの大きな差も実感できました。

縁あって震災に関連したミュージカルに参加できることは
自分自身も含めて多くの人々に関心を持ち続けさせ
それが僅かかもしれませんが被災地の方々の
物質的・精神的な力に繋がっていってくれたら・・・
自分がこのミュージカルに参加する意味を
この場所で見つけられたような気がします。

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11/4午前は大船渡市のお隣
住田町生涯スポーツセンターで行われた収穫祭に
交流パフォーマンスとして出演しました。

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11/4午後は住田町農林会館にて公演。
震災を扱ったミュージカルを
初めて現地の方に観ていただいたので
どのような反応が帰ってくるのか気になるところです。

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翌11/5は盛岡マリオスホールにて
高校生の芸術鑑賞会作品として公演しました。
多感な若者たちが少しでも何かを感じてくれたら嬉しいですし
そのような作品にしなければならないとも思いますので
自分なりのベストを尽くしたいと思います。

というわけで無事に岩手公演を終えたわけですが
舞台やメンバーの写真がないのは
一つには自分が本番中なので写真が撮れないこと、
もう一つはプライバシーや権利上の問題があるので
気安く写真を載せられないこと。
でもせっかくの経験なので自分の記録用として
会場の写真だけでも載せていけたらと思っています。
あしからず。

 

金成寺跡と小野寺源吉の墓

2013年11月3日(日)

たまたま岩手県で演奏の予定が入ったついでに、
宮城県北部にあった虚無僧寺「金成寺(きんせいじ?きんじょうじ?)跡」と
同寺虚無僧の墓、また同地出身で明治時代に活躍した尺八の名人
小野寺源吉の墓を訪ねました。

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まずは写真の右側のお宅が金成寺跡地です。
昭和20年前後までは小庵のような建物が残っていたとのこと。
金成寺は地元では開山虚無僧の名を取って「三慶坊」と呼ばれ、
それに因んで写真中央の小路は地元では「三慶坊横丁」と
呼ばれているそうです。

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近くにある金成寺の菩提寺、曹洞宗龍国寺。
普化宗を名乗る虚無僧は正式な僧侶では無かったため
虚無僧寺では正式な葬儀は執り行われず
そのため高位の虚無僧が亡くなると
菩提寺となる近くの寺に葬られました。

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金成寺虚無僧の墓石、右から
「三慶知源上座 天明3年(1783)」
「圓翁三慶上座 寛延4年(1751)」
「威菴仲光上座 天保12年(1841)」
「華三慶巌上座 享保14年(1729)」
高橋空山「普化宗史」にあるように龍国寺の過去帳には
金成寺歴代の名が記されていましたが
実際の墓石は2008年頃、龍国寺ご住職によって
墓山の土の中に埋もれていたのを発見されました。
(2012年10月13日に尺八研究家神田可遊氏他4名の
方々が墓石の掘り起こしと整備をして下さったとのこと。感謝!)

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同じく龍国寺に残る小野寺源吉の墓。
小野寺源吉は安政6年(1859)11月18日
現在の宮城県栗駒郡金成町中町の油屋に生まれました。
明治天皇が東北巡幸で金成に立ち寄った際に御前演奏をした
その際に天皇から帽子を下賜された
空飛ぶ鶴を空井戸の中から尺八の音で落とした
などの逸話が伝わっています。

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小野寺源吉師の遺影。
明治20年頃虚無僧修行で立ち寄った弘前で
錦風流の折登如月らに伝えた曲が
「源吉伝鶴之巣籠」「宮城鈴慕(松巌軒鈴慕)」として
現代まで伝承されています。
大正9年より娘の住む北海道に移住し托鉢や尺八教授
三味線を弾く養女との巡業などを行っていたようです。
昭和3年(1928)4月15日没、行年69歳。

ちょうど先日、わが師前川耕月先生に
「宮城鈴慕」を教えていただきました。
音と共に、それが伝承されてきた歴史を学ぶことで
曲に対する理解を深められたらと思っています。

また次回、墓前で恥ずかしくない献奏をさせていただけるよう
小野寺源吉師伝曲の稽古に励みたいと思います。

参考資料
「尺八評論4、5号」「新尺八評論3、4号」(神田可遊)
「小野寺源吉の生涯」(今川一閑)

 

益子 秋の陶器市

2013年11月2日(土)

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恒例の益子陶器市路上ライブ&笛売りに今回も行ってきました。
曇り空でしたがそれほど寒くもなくちょうどいい感じ。
春の陶器市ほどではありませんが大勢の人で賑わっていました。

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いつも通り陶器店「しのはら」さんの店頭をお借りして演奏。
音質が悪くて申し訳ありませんが
雰囲気だけでもお伝えできればと思い録音してみました。

やさしさで溢れるように(JUJU)

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こちらも恒例の笛売り。
演奏したり、笛を売ったり、お客さんとおしゃべりしたり
楽しい一日となりました。

 
藍空(らんくう)工房
茨城県常陸大宮市桧山589
0295-55-2087